あなたのお店では客単価を上げるためにどのような工夫をしていますか？
本日は多くの繁盛店が客単価を上げるために使っているQSM（販売店用の管理ツール）の機能を3つ解説します。
閲覧数や転換率と同様に、客単価の改善は売上アップに直結するので、まだ使っていない機能があれば、すぐに設定しましょう！
セット割引
客単価を上げるための1つ目は、「セット割引」を設定することです。
設定後は、下の写真のようにPC、アプリ共に「セット割引」と表記されます。
セット割引の対象商品は自由に選定でき、割引条件を価格別や数量別で設定できます。
例えば、価格別に「3,000円以上で100円引き」や数量別に「3つ買ったら100円引き」といった設定が可能です。
「価格別で設定して関連商品をもう1つ購入」につなげることも、「数量別で設定して人気商品のまとめ買い」につなげることもできます。
多くの繁盛店がクロスセルやアップセルを狙う施策として、セット割引を上手に使っています。
ショップクーポン
客単価を上げるための2つ目は、「ショップクーポン」を設定することです。
下の画像のように、設定後はショップページと商品ページに「ショップクーポン」が記載されます。
また、お客さまが検索した際にも販売価格の下に「ショップ割」と表記されるため、クリックされやすくなり、ページビュー数が上がります。
ショップクーポンは「セット割引」と違い、クーポン対象を「ショップ全体」「カテゴリー」「ブランド」の3つから選択します。割引対象を商品単位で選定することはできません。
割引条件は、「3,000円以上で100円引き」や「5,000円以上で15％引き」など自由に設定ができます。
またショップクーポンの特徴として応募条件を設定することが可能です。
応募条件を全員対象にすることも、あなたのお店を「お気に入り」に入れている「フォロワー」のみを対象にすることもできます。
ショップクーポンは同時に5つ設定できるので、例えば、「3,000円以上で100円引きのクーポンは全員対象」にし、「3,000円以上で300円引きのクーポンはフォロワーのみを対象」など、条件を変更することでお店のフォロワー数を増やせます。
クーポンPUSH
客単価を上げるための3つ目は、「クーポンPUSH」を設定することです。
クーポンPUSHは、「フォロワー」と「購入者」に対して、設定している「ショップクーポン」を、メールやアプリのプッシュ通知で配信する機能です。
クーポンPUSHの利用に費用はかからず、週1回無料で配信ができます。
2022年6月以降、掲載する商品を選定可能になり、配信日を翌日から3日以内で予約できるようになりました。
既にクーポンPUSHを活用しているお店は、具体的にどのような工夫をしているのでしょうか？
代表例：
- Qoo10 Analyticsを確認し、閲覧数や転換率の高い商品を配信する。
- シーズンアイテムは早めに配信する。
- 検索ワードの「急上昇ランキング」を確認し、該当商品を配信する。
- 発行したクーポンの使用率をQSMで確認し、次回のクーポン条件を決める。
いかがでしたでしょうか。
今回は、客単価を上げるために、繁盛店が使っているQSMの機能を3つ解説しました。
設定はすべて無料なので、あなたのお店でもぜひ試してみてください。そして割引や応募条件をテストしながら、客単価アップにつなげていきましょう！
