【前編】に引き続き、入り口商品の売り方をご紹介します。
小ワザも解説していますので、真似てみてください。
小さな気づきが大きな成長へつながっていきます。
「入り口商品」でも売り方が違う 「お試し商品」と「主力商品」の売り方のポイント
【前編】で解説した「お試し商品」と「主力商品」では売り方も異なります。
お試し商品の閲覧を促すには、「タイムセール広告」がおすすめです。
タイムセール広告は3,000円以下の商品の場合によくクリックされるため、コスメ・食品など低単価帯や衝動買いが多いカテゴリーとの相性が良いです。
クリック率を上げるために商品名には「トライアルセット」「Qoo10限定 お試しセット」の文言を追加します。
価格は、端数を意識してください。
特に効果が出ると言われているのは桁が1つ変わるときです。
1,000円より999円のほうが、転換にもつながりやすいです。
主力商品の閲覧対策は、「プラス展示(キーワード広告)」がおすすめです。
家電やインテリアは基本的に高単価品や商品自体が大きい傾向にあるため、比較検討されやすい商材です。
したがって、検索画面の最上部に表示できるプラス展示(キーワード広告)との相性が良いです。
商品名には「○○愛用」「ランキング1位獲得」などの文言を追加し、クリック率を上げる対策をします。
※注意点として第三者からみて事実であることを記載してください。
価格は他店と比較して設定を行いましょう。
「タイムセール」の「プレミアム枠」と「スタンダード枠」の使い分けで集客
アプリからタイムセール枠に入ると、「総合」と「カテゴリー」に絞ることができます。
タイムセールは上位に表示できる「プレミアム枠」とその下に表示できる「スタンダード枠」に分けられます。
カテゴリーや時間帯によって、プレミアム枠の設定がない場合もありますので、その場合はスタンダード枠で費用を抑えながら、カテゴリーに絞ったページで商品を上位表示できます。
※注意点「メガ割」や「メガポ」などの大きなイベントでは、プレミアム枠の枠数が拡張されるため、スタンダード枠では商品が下に表示されます。この期間はプレミアム枠をおすすめします。
2つの広告の使い分けで費用をコントロール
検索広告は「プラス展示(キーワード広告)」「パワーランクアップ」「スマートセールス」があります。検索画面の表示順はプラス展示(キーワード広告)>パワーランクアップ・スマートセールス>一般商品です。
Qoo10管理ツール(QSM)>プロモーション>プラス展示の順で画面に入り、「キーワードを検索する」の検索窓にビックワードを入れると、入札情報の「開始価格」が表示されます。
開始価格は、枠の取得に必要な最低ラインの入札単価です。
検索広告で1番安価な広告は、「パワーランクアップ」で1日100円ですが、商品や時期によっては「プラス展示(キーワード広告)」も1日100円で活用でき、最上部10枠に表示ができます。
薄利多売を脱出する方法は?
入り口商品をつくって、起こりがちなのが薄利多売です。
利益を確保するために、リピーター・アップセル・クロスセルのいずれかを強化しましょう。
「ショップクーポン」はその店でのみ使用ができるクーポンです。
「〇円以上で〇円OFF」という適用条件でショップクーポンを発行し、クロスセル(他の商品の追加購入)やアップセル(より上位モデルの購入)を促し、客単価を上げ利幅を増やして薄利多売から脱しましょう。
さらに、「クーポンPUSH」を使って追客 (リピーター) 対策をしてください。
クーポンPUSHは、自店をお気に入り登録したお客さまにショップクーポンの発行を通知する機能で、最大16商品を掲載できます。
Qoo10のアプリでは商品を1度クリックすると、アプリ上部の「気になるアイテム」のコーナーに商品が表示されます。クーポンPUSHで通知を送り、商品をクリックしてもらって、アプリ内でお客さまの目に触れる機会を増やしましょう。
すぐに購入まで至らなくても、Qoo10は多くのイベントがあるため、イベント時に購入率が上がります。
いかがでしたでしょうか?
入り口商品の考え方についてはこちらからご確認ください。
Qoo10の成功サイクルに乗っかるには、入り口商品の確立が大切です。
繫盛店には必ず入り口商品が存在します。
そして繁盛店は、得た情報をすぐに実践します。あなたも、これを読んだら、すぐに行動に移してみてください。