「値引きと広告の活用以外にアクセス数を増やす対策はまだありますか？」
この質問は、既に「商品名」「商品画像」「レビュー」「検索ワード」など基本的なアクセス対策を行ったお店からよく受ける質問です。
今回はライバル店に差をつけるアクセス数を増やす対策3選を解説します。
まだ実施していない対策があれば、すぐに行っていきましょう！
商品動画
アクセス数を増やすための1つ目の対策は、動画を活用することです。
商品登録時にメイン画像1枚と追加画像20枚に加え、50MBまでの動画の設定が可能です。
動画を設定すると、検索時にビデオマークが表示されます。
Qoo10の購入者層は10～30代が7割を占めており、普段からYouTubeやTikTokなどで動画を視聴することが多い年齢層です。
実際にQoo10内のファッション専門サイト「MOVE」ではたくさんの動画が視聴されていて、動画をチェックしてから購入に進むという流れが多い傾向にあります。
動画を設定すると、アクセス数を増やすだけではなく、サイズ感や画像では伝わりにくい雰囲気も伝わりやすくなり、滞在時間が増え、お客さまの不安を払拭し、CVR(コンバージョン率)アップにつながります。
PV(ページビュー)とCVRが上がることで、自然検索でも上位表示されやすくなり、アクセスが増える好循環が生まれます。
全ての商品で動画を作るのは時間もかかるので、まずはお店の入り口商品やおすすめ商品など、強化していく商品から準備してください。
注目商品
アクセス数を増やす2つ目の対策は、「注目商品」の設定を行うことです。
現状、「注目商品」は、使うお店と使わないお店が明確に分かれており、使うお店はシーズンアイテムなど定期的に掲載商品を見直し、お客さまに飽きられない工夫をしています。
「注目商品」を設定することで、ショップページの上段に選択した商品を掲載することができます。
シーズンアイテムやセール商品、カートクーポンの条件に合う商品など、お客さまにとって関心の高い商品を上段に掲載することで、アクセス数が取りやすくなります。
購入意欲の高い方や、お店を「お気に入り」に入れている「フォロワー」は、商品ページだけでなくショップページを閲覧することも多いため、ショップのトップページのメンテナンスを定期的に行い、アクセス数を増やしていきましょう。
特集ページ
アクセス数を増やす3つ目の対策は、「特集ページ」を設定することです。
「特集ページ」を設定し、イベントやシーズンアイテムなどを訴求することで、お店のコンセプトやカラーをアピールすることができます。
この設定によって、商品ページとショップページの左側に「特集ページ」のバナーを表示できます。
既にアクセスが取れている商品の詳細欄にもこのバナー設定することで、アクセス数をさらに増やすことができます。
多くのお店が、看板となるヒット商品の訴求を行うため、その商品のファンという方は多くいますが、最終的にはお店のファンを増やすことが売上を上げていくために重要です。
お店のファンを増やすことは、定期的にアクセスしてくれるお客さまを増やすことにつながります。
いかがでしたでしょうか。
今回はアクセス数を増やすために、基本的な対策を行ったお店がライバル店に差をつけるために行う対策3選について解説しました。
すばらしい商品であってもアクセスがなければ、売上につながりませんので、まずはアクセスを増やす対策を1つでも多く実施することが重要です。
今回解説した3選のうち、まだ実施していないことがあれば、すぐに着手しましょう。
アクセスの増加だけでなく、CVRの向上やお店のファンづくりにもつながりますよ。
