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簡単!売上アップ!再現性がある10の工夫PART2(4、5、6つ目)

更新日:2023/6/6

前回紹介した「競合商品」「カートクーポン」「端数価格」に続き、
今回は、売れている販売店が行っている「再現性がある工夫」を3つ(4、5、6つ目)紹介します。
Qoo10特有のルールや設定もありますが、しっかり把握し売上アップにつなげてください。

プラスオプション -最大プラス50%の選択肢!

4つ目の工夫は、「プラスオプション」を活用し、サイズやカラーが異なる商品などを、ページを分けずに、同一ページで販売することです。

プラスオプションの設定金額は一部の例外カテゴリーを除き、販売価格のプラス50%まで可能です。
上図のデコ姫5㎏、10㎏、15㎏を同一ページで販売する際、5㎏の販売価格3,600円に対して、プラスオプションの価格を1,800円(プラス50%)まで設定ができます。

ただ、プラスオプションには2つの禁止事項があります。

  • プラスオプションの商品しか選べない設定
    例えば、デコ姫の場合、プラス900円で設定された10㎏や、プラス1,800円で設定された15㎏のみ購入可能に設定し、販売価格に表示されている5㎏が購入できない設定は禁止です。
  • 関連性のない商品をプラスオプションに設定
    カテゴリーの違う商品など全く関連のない商品を設定することは禁止です。

設定の際にご注意ください。

では、プラスオプションを設定するメリットとデメリットは何でしょうか?

プラスオプションを設定するメリットは、商品ページを分けずに、同一ページで販売することで、

  • レビューが集中する。
  • ランキングに入りやすい。
  • 広告を活用した際の費用対効果が得やすい

の3つです。

ランキングは、様々な要素を加味して表示順位が決まりますが、特に販売数や販売金額が大きく影響します。
そのため、サイズやカラーが違う商品も同一ページで展開することで、ランキングに入りやすくなります。

さらに、購入頻度の高い商品の場合、購入者が購入履歴から商品ページにアクセスすることも多く、最初に5㎏を購入し、2回目は10㎏や15㎏を購入するなど、アップセルを狙いやすいという点もあります。

逆にプラスオプションを設定するデメリットは、商品検索結果のリスティング順位を上げる点数(QRank)の加点が低いため、検索時に不利になることです。
ただ、現状では低いながらも加点はあるので、プラスオプションを設定し、同一ページで販売する方が、ページを分けて販売するよりも売上につながりやすいと判断している販売店が多いようです。

商品詳細内のオプション選択 -欲しい時が買い時!

5つ目の工夫は、商品詳細内でもオプション選択を可能にし、カートに入れてもらう機会を増やすことです。

カラーやサイズなどオプションを設定している商品の場合、PCとアプリでは購入までの手順が異なります。

PCではカラーやサイズを選択してから、「カートに入れる」に進みます。
アプリでは「カートに入れる」をクリックした後にカラーやサイズを選択します。
手順がモールごとに違ったり、PCとアプリで違ったりするので、商品詳細ページ上からもカラー、サイズを選択できるように設定することは、購入者を購入手順で迷子にさせないために必要です。

設定自体は非常に簡単で、商品登録の際「オプション画像を表示する」をチェックするだけです。
こちらのチェックをしていない販売店も多いので、必ず確認してください。

オプションからだけでなく、商品詳細ページからも商品を選択可能にすることで、CVRアップにつながります。

共同購入 -1個から設定可能?

6つ目の工夫は、「共同購入」を活用し、通常よりも販売手数料を抑えて販売することです。

共同購入プロモーション手数料変更のご案内

通常の販売手数料はカテゴリーごとに決済手数料込で6~10%ですが、ほとんどのカテゴリーが9%もしくは10%です。
共同購入を活用することで、2万円未満の商品は手数料8%、2万円以上の商品は手数料6%で販売できます。

共同購入というネーミングから、複数の注文があった際に設定価格で購入できるというイメージがありますが、Qoo10の共同購入は1件の注文から購入が可能です。

広告費は2週間の掲載で3,000Qキャッシュと、1日あたり200円程で利用できます。

共同購入に掲載している商品の中でも上位表示するためには、「Group Buy Plus」を活用する必要がありますが、こちらもキーワード検索時に上位表示させる広告よりもリーズナブルに活用できる傾向があります。

また掲載期間は最大1年間延長することができます。
延長した場合、売上実績は維持されるため、売れている商品は上位掲載がされやすくなります。

共同購入を設定するデメリットは、Qoo10最大のイベントであるメガ割対象外になることと、1度設定した後は価格などの条件を変更できないことです。

ただ、こちらのデメリットは同一商品のページをもう1つ作ることで回避できます。
入り口商品や定番商品などのCVRの高い商品は複数の商品ページを準備し、1つのプロモーション枠だけでなく、複数の導線を持つことで売上アップにつながります。

いかがでしたでしょうか。
今回も売れている販売店が行っている工夫のうち、再現性がある3つの工夫(4,5,6つ目)を紹介しました。

オプション設定や1件の注文から設定価格で購入できる「共同購入」などはQoo10特有のルール・設定なので、しっかり把握し売上アップのためにぜひ取り入れてみてください。

動画でも学ぶ「簡単売上アップ!再現性がある10の工夫」